企業の株式価値を決める機関投資家は、会社のエクイティ・ストーリーに加え、市場での流動性を重視します。流動性が乏しい銘柄は、時価総額の大きさに関係なく投資対象から外れます。いつでも売買可能な状況であることが、機関投資家にとっては重要な要素です。株式の流動性を高めるには、個人投資家も含めて如何に多くの投資家がその企業を認知し、エクイティ・ストーリーにより企業の成長性を理解・期待し、株式売買に参加するか、これが重要なポイントです。そして、既存株主はいつかは売却する存在ですので、株主へのケアと同時に、常に新規投資家(潜在株主)を開拓するためのマーケティング活動を展開していくことが、大変重要です。
日・英IR情報配信サイト「IR STREET」は、IRに注力する当社クライアント企業のIR情報が日本語・英語で、国内機関投資家、個人投資家、そして外国人投資家へ配信されるプラットフォームです。IR専門サイトとして、20年にわたり日本企業のIR情報発信を行ってまいりました。日本語・英語トータルで約40,000名のメール会員が登録されています。流動性向上と企業価値向上の2つの機能を併せ持つIRメディアです。
IR STREETによる発信に加え、実際の投資家とのエンゲージメント促進については、機関投資家とのワンオンワンミーティング、スモールミーティング、決算説明会といった、様々なミーティング形式によって実践してまいります。個人投資家向けマーケティングも、認知度向上、流動性向上に向けて非常に重要なマーケティング活動です。
現在では、決算説明会も投資家とのミーティングも、個人投資家向けセミナーも、専らオンライン開催が主流となっています。会場型での説明会開催や、対面での投資家ミーティングが困難な状況下においても、投資家とのエンゲージメントを積極的に推進してまいります。